歯科の治療では歯を削ったり、歯を抜いたりと外科的な処置が中心でので唾液や血液が飛びます。
特に血液を介して感染する病気は肝炎やAIDSなどたくさんあり、きちんと対策をしないと歯科医師自身が感染してしまう上に、治療器具などを介して他の患者さんに病気が移る可能性もあります。
そのような背景から新型コロナウィルス感染症の流行前から厚生労働省よりきびしい感染対策を実施することが求められてきました。
感染対策の講習会を受講したり、治療器具はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)やグルタラール製剤で菌を完全に死滅させる方法がおこなわれています。
そういった感染対策のおかげか幸いなことに歯科医院でクラスターが発生したという話はあまり聞きません。
2021年6月10日の参議院厚生労働委員会で山田宏議員からの質疑応答を抜粋した議事録によると、6月9日までに日本全国で発生したクラスターは8231件、そのうち医療機関は1225件、高齢者福祉施設では1680件であるのに対し、歯科ではたった1件しか確認されていないとのことです。
待合室や診療室が密にならないよう予約の調整をおこなっております。
治療前に患者様の検温の実施と手指の消毒を行ってもらっています。
治療前に患者様にポビドンヨード製剤(イソジン等)でうがいをしてもらっています。
歯科医学の国際誌であるJournal of Dental Research 誌に掲載されたSARS-CoV-2に対する含嗽薬の効果に関する総説は、ポビドンヨード製剤の高いSARS-CoV-2殺効果を示しています。オーストラリア歯科医師会は、歯科患者に対する術前の0.2% ポビドンヨード製剤で、20秒間の含嗽を推奨しています。(日本歯科医師会HPより)
院内の常時換気を行いエアコンには坑ウィルスフィルターを設置しております。
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